目の中にある水晶体というレンズの濁りを取りのぞき、きれいな人工のレンズを入れる手術です。麻酔は目薬タイプのものを使用し、痛みはほとんどありません。角膜に小さな切れめをつくり、そこから濁りを取り除いて人工のレンズを挿入します。傷口は自然にふさがりますので、基本的には縫合は不要です。
手術は10分ほどで終わります。手術終了後はしばらく休んでいただいて、眼帯はせずに保護メガネを着用して帰っていただきます。当院での手術は全て日帰りで行っておりますが、遠方からお越しの際は近くのホテルを予約させていただきますので、遠慮なくおっしゃってください。
白内障手術が決まったら、血液検査、眼表面の菌を調べる検査、眼内レンズの度数を決定するための検査や、術前の眼の状態を調べる検査などを行います。
また、他科に通院されている場合は、主治医の先生に全身状態についてお聞きすることもあります。
手術の前の週の金曜日に、白内障手術についての説明会と術前診察を行います。説明会は午後2時からで、診察も含めて約1時間かかります。また、この時に、手術2日前からさしていただく点眼薬をお渡しいたします。
手術説明会の時に渡された点眼薬を、決められた回数さしていただきます。
手術説明会の時に渡された点眼薬を、決められた回数さしていただきます。また、術後3日間は洗髪、洗顔ができませんので、前日はなるべくお風呂に入って洗髪していただくことをお勧めいたします。
当日は、朝とお昼に手術前の点眼薬をさしていただきます。手術予定時間の約1時間前に来院していただき、手術終了後、リカバリールームでしばらく休んでから帰宅していただきます。
術後の診察がありますので、必ず来院していただきます。
術後の経過によって、医師のほうから次回の来院日を指定いたします。
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