目の病気について内反症・外反症

内反症（逆さまつげ）とは？

まつげは本来、まぶたの縁から外側へ自然にカールし、眼球にあたらないように生えています。しかし、何らかの原因でまつげが内側を向いて黒目に触れてしまっている状態が「内反症」（逆さまつげ）です。目の表面に傷がつきやすく、ひどくなると傷が深くなって潰瘍ができることもあります。

どんな症状？

どんな治療をするの？

手術は、まつ毛のすぐ近くを切開して皮膚を奥に縫いつける方法を行います。小さなお子さんの場合は入院していただき、全身麻酔で行います。大人の方であれば局所麻酔で手術します。術後しばらくは傷が見えますが、時間の経過とともに目立たなくなります。

原因は？

加齢にともなってまぶたの皮膚のたるみやまぶたを支える組織がゆるむことにより発症します。また、顔面神経麻痺や手術や外傷などのひきつれなどによっても起こります。

どんな治療をするの？

治療には手術が必要です。まぶたの一部を切り取って短縮する方法や下まぶたに皮膚を他から追加する方法などがあります。