「眼瞼下垂」とはその名前のとおり、まぶたが垂れ下がってきて見えにくくなる病気です。黒目部分が半分以上隠れている方は、眼瞼下垂の可能性があります。いつも眠たそうに見えたり、 肩こりや頭痛の原因になることもあります。また、生まれつきの眼瞼下垂の場合は弱視を生じる方もいます。
眼瞼下垂のほとんどは加齢によるもので、上まぶたを吊り上げる筋肉のゆるみと上まぶたの皮膚のたるみが原因です。また、ハードコンタクトレンズを長年つけていた方や目をこする癖のある方、目を開ける器械を使って目の手術を行った方にも起こりやすい症状です。
なかには重症筋無力症のような内科疾患が隠れていることもありますので、きちんとした診断のもとに治療を行う必要があります。
眼瞼下垂には内服薬や注射は効きにくいため、基本的には手術を行います。手術の方法はさまざまですが、外見的な重症度や随伴症状の様子、発症の原因、全身状態などを総合的に判断して決定します。
[1]目を軽くつぶって3秒数えます。
[2]次は、少しつぶる力を強くして3秒数えます。
[3]最後は、まぶたを中心にぎゅっと絞る感じで5秒ほどつぶり、ゆっくり目を開きます。
このトレーニングを1日3セット行うと、眼瞼下垂の予防につながります。
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